新商品の工場試作に立ち会いました

新商品の工場試作に立ち会いました

みなさまこんにちは、Nagara代表原賀です。

毎週更新のNagara開発記、本日は新商品の工場試作に行ってきたお話です。

なんとかここまでたどり着くことができました。あと少しです。

 

Nagara初の関西出張です

以前からお伝えしていた通り、Nagaraは年内発売予定の新商品の開発を進めています。

新しい商品を作ってくださる工場で量産試作が行われるという事でしたので、先日その立ち合いに行ってまいりました。

商品の製造をお願いする工場選びは、インターネットの海でGoogleという荒波を乗りこなして見つけるので、当然ながらご近所というわけにもいきません。

Ngaraハンディスープは福島にある工場に作っていただいておりますが、新商品はなんと大阪。Nagara初の関西出張です。

出張の前入りで、夕方6時の新幹線にビール片手に乗り込むシチュエーションは何ともワクワクするものでした。

 

ものづくりは現場を見ないと理解できない

本来ならば、しっかりと工場のご紹介をしていきたいところですが、ちょっと新商品の中身にも関わることも多いので、あえてぼんやり書かせていただこうと思います。

工場に到着したら、作業着へのお着換えからスタートです。

写真はスケスケのシースルー仕様でなぜかご満悦の原賀です。

さて、そんな与太話は置いておいて、兎にも角にも試作立ち合いです。

立ち合いと言っても、基本的には工場側の管理体制や仕組みを把握することを主目的と理解していたので、当日も結構気楽な気持ちで工場入りしました。

 

ただ、そう甘くないのがものづくりの世界です。

 

実際に製造ラインで本番材料を使って作ってみると、「原材料の大きさが想定よりバラついていてレシピ通りに作れない」や「ベルトコンベアの速度に合わせた作業難易度が高い」などなど細かい不具合がたくさん湧き出てまいりました。

そしてその都度、製造側のリーダーとレシピ開発担当者と原賀で頭をひねり、なんとか工程改善策や落としどころを探ります。

「原材料を投入してxx度まで温める」

文字にするとひとことですが、これを効率的な大量生産に落とし込む時は、どんな原材料を、どんな状態で、どんな投入方法で、どんな順番で、どのくらいの時間で、どのくらいの出力で温めるのかなどなど細かい手法を定めていく必要があります。

このあたりの論文にならないノウハウって全然あなどれなくて、日本のものづくりの強みの源泉のひとつなんだろうなと、ビシバシ適切な改善案を出す製造リーダーを見ながら感じました。

リーダー、とっても頼もしかったです。

 

完成まであと1か月と少し

いろいろありましたが、新商品の製造試作は品質をたもったまま無事終了。

出来上がった商品の試食も済ませて納得の出来栄えです。

年始に新商品予告をしてから丸1年間近くかかってしまいましたが、あと1か月ほどでやっとこさ発売です。

みなさまもう少しだけおまちください。

Nagara代表 原賀

 

 

 

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