Nagaraカー@ららぽーと 出店レポート

Nagaraカー@ららぽーと 出店レポート

みなさまこんにちは、Nagara代表原賀です。

毎週更新のNagara開発記、本日はゴールデンウィークの間実施していたNagaraカーによる販売活動について。

ららぽーと立川立飛にまるっとお邪魔してきたお話です。

 

ファミリーの聖地、ららぽーと

ゴールデンウィーク中のららぽーとは見渡す限りの人、人、人。そしてその大半が小さな子供をともなうファミリーでした。「日本って少子化なんじゃなかったでしたっけ?」という独り言がぽろりと飛び出るくらいには賑わっていました。

まあ、おもちゃ屋さん、服屋さんをはじめとした各種店舗があり、フードコートがあり、映画館もあり、レゴのイベントをやっていて、目の前には人工芝と遊具が敷き詰められた公園がある。

ファミリーに必要なもの全部盛り。
そりゃ近隣のみなさまもとりあえずららぽーと行っちゃいますね。
僕だって子供がいたら行きますもん。

そして、今回Nagaraカーが繰り出したのは、そんなファミリーの中心地、公園前の広場でした。

今まではひっそりとした出店が多かったので、大体ぼくひとりで対応しておりました。

ただ、今回はゴールデンウィーク×ららぽーとの破壊力をひとりで捌ききれるのか不安もありましたので、Nagaraの担当管理栄養士こと、奥様も参加しての出店でした。

 そしてなにを隠そう、彼女は食の現場を取り仕切るオペレーションの鬼。

接客はもちろん、バックヤードの整理や閉店・開店のスムーズな実施の確立など、この一週間の作業をめちゃくちゃに効率化してくれました。

持つべきものは有能な奥様です。超助かりました。

 

コーンポタージュ無双、はじまる。

さて、前述した通りららぽーと立川のお客さまは基本的にファミリー層。

予測不能、縦横無尽に駆け回るキッズたちのハートをいかにがっちりつかむかがポイントになります。

そして、そこで大活躍したのがみんな大好きコーンポタージュです。

この商品、マジで強いんですよ。

そわそわして今にも遊具に走り出しそうな子の口にコーンポタージュを放り込むだけでたちまち笑顔。「もっとちょうだい」コールのはじまりです。

そもそもコーンポタージュ自体が子供に人気のカテゴリ。そしてその中でもNagaraの「ピュアホワイトのコーンポタージュ」はそんじょそこらのコーンポタージュとは格が違う仕上がりです。

生でも食べられるピュアホワイトをふんだんに使ったリッチさとコクの深さは未就学児の舌にもクリティカルヒットし、試食した人のほとんどが購入というまさに飛ぶような売れっぷりを見せました。

もともとコーンポタージュの企画自体、昨年9月ごろの販売行脚の際に、ファミリー層に「ポタージュ系があるとこどもに食べさせることができて助かる」というコメントをもとに開発したものですので、しっかりと生まれる目的を果たしていると言えそうです。

作ってよかったなあ。

 

対面販売ならではの学び

Nagaraの普段の主戦場はECサイト、つまりはインターネット上です。

一般的なネット販売の強みとしては、何人画訪問して、どのページをたどって、何%の人が購入した。みたいな定量データが採れる事です。

「この商品ページは購入される確率が低いから改善しよう」みたいなアクションを数字をベースに語れるのがポイントです。

その一方、リアルにはリアルの強みがあるもの。
具体的に言うと、お客さまの顔が見える事はとっても良いところに感じます。

その中での新たな気づきは数えきれないほどあるのですが、その中のひとつをご紹介しましょう。

 

ある日の事、女子高生が商品を買ってくれたんです。

 

まず最初に女子高生が興味を持ってくれて話をしてた時は「まあ、お金はあんまりないだろうしあんまり期待しないで行こう」というテンションで接客をしていました。500円のスープですからね。ちょっと高いかなと。

しかし実際は即購入。
こちらとしてはちょっと驚きです。

 

この結果に関してひとつの仮説を立てました。

 

彼女たちの中でスープとして購入されていないんじゃないか?説です。

Nagaraハンディスープは一般的にスーパー等で売られているレトルトスープなどと比較してやや高いです。

しかし、おそらく彼女たちの目にはハンディスープは「簡単に飲めるスープ」ではなく、スタバのフラペチーノやタピオカミルクティー(古い?)といった「ちょっと贅沢するときに飲むおしゃれなドリンク」というアイテムに映ったのでしょう。

意識が変われば相場も変わります。

フラペチーノ600円、タピオカ500円みたいな世界の中では、ハンディスープ500円にはそこまで高価に映らず、現在の感覚の延長線上として即決できたのではないでしょうか?

この話は別に「だから女子高生をターゲットにしよう」なんてものでは1ミリもありませんが、「消費者にとってどういう領域の商品と思ってもらうか」という部分、つまりはポジショニングの重要性の再確認として大変興味深い体験でした。

 

とまあ、うだうだと話をしましたが、「実際に対面で売ってみるというのは、どんなマーケティングリサーチよりも良い学びがある」ということなのです。

 

これからも頑張ります

ということで、売上、布教、調査の三軸でお得な出張販売はこれからも隙あらば行っていこうかと思います。

あなたの街の近くに来たときは是非覗いてみてください。

 

Nagara代表 原賀

 

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