みなさまこんにちは、Nagara代表原賀です。
毎週更新のNagara開発記、本日はちょっぴり特別な日です。
Nagaraハンディスープ発売より1周年が経ちました
NagaraハンディスープがクラウドファンディングプラットフォームMakuakeで発売されてから、ちょうど1年が経ちました。
振り返ればいろいろありましたが、まず第一に応援してくださったみなさまに感謝を述べたいと思います。本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いいたします。
1周年記念セールをやります!
いろいろと感傷にひたりたい気持ちではありますが、まずは告知から行きましょう。
Nagaraハンディスープ発売1周年を記念しまして、公式オンラインストアでセールを開催します!
人気の9個セットをはじめとした各商品が20%オフで購入いただける、出血大サービスでございます!めでたいからがんばっちゃう!
期間は5/28(日)までの9日間。
みなさまふるってご検討くださいませ。
「気になってはいたけどタイミングがないなー」という方はこの機会にお試しで。
「いつも買ってるよー」という方はストック用としていかがでしょうか?
(賞味期限、10月までイケます)
これから当分は公式でのセールはやらないと思いますので、この機会を是非ご活用ください。
この一年いろいろとありました
さて、告知もすんだことなので後は個人的な趣味もかねてこの一年を振り返ってみようかと思います。
いやー本当にいろいろあったなあ。一年で生活ってだいぶ変わるものですね。
さっそく行ってみましょう。
Makuakeにて発売開始
この記事を書いているちょうど365日前、2022年5月20日にNagaraハンディスープはMakuake上の予約販売という形で初めて世の中にお披露目されました。
当時僕は会社員でマーケティング部の商品担当でした。
偶然にも、自分の思い入れのある新製品のメディア向け発表会がNagaraの発売の前々日になってしまい、2商品の発売準備に同時に追われるという充実しながらもとてもハードな時期でした。
販売開始のボタンを押した後、1分ほどではじめての注文が入りお家の中でひとり大きなガッツポーズを取ったことを今でも鮮明に覚えています。
その後もあれよあれよと注文が入り、発売委はMakuakeランキングで11位と惜しいところまで行けた時は、嬉しさと悔しさが入り混じる複雑な気持ちでした。
いまだから言えることですが、この堅調なスタートダッシュは発売前の地道な営業活動が実を結んだ成果でした。
はじめましてのお客さまも重要ですが、初日の勢いを決めるのは身内票。
とにかく走り回ったものです。
おかげさまで勢いづき、新規のお客様も多数購入いただけて結果として154名もの方に買っていただけました。
うれしかったなあ。
ドキドキの公式ECサイトオープン
Makuakeでの先行予約販売の後はいよいよ公式サイトのオープンです。
すったもんだの後に暑い夏の日にNagaraの公式サイトは無事オープン出来ました。当時はSNS中心ではありますが、それでも注文が毎日届いていたのは本当にありがたい限りでした。
勤め先でも、WEBの構成を考えるようなことはやっていましたが、自分で立ち上げるのははじめてのチャレンジ。
当たり前ですが、取り組むすべてが新鮮な出来事です。
楽しい。
このあたりから「がんばって調べてやれば大体のことはできる気がする」という気持ちになってきましたし、それは大きく間違えてはいないだろうと今でも思っています。ビバ、DIY!
とにかくまずは手売りする
公式サイトを立ち上げただけでは人は来ないので、広報活動が必要です。
8月から9月はとにかく手売りをして回った時期でした。
お客さまを目の前にして、説明して、試してもらって、買ってもらう。
商売においてこの体験を超えるものはないと思います。
どんなに素晴らしい戦略を描けたときよりも、決算の数字が良かった時よりも、目の前の人がお金を払って買ってくれて、それでいて大喜びしている。
ああ、これがやりたくて独立したんだなと思えた瞬間でした。
今後Nagaraがどうなっていくかはわかりませんが、どんな形になっても、この取り組みはやっていこうと思っています。
厳しい冬の時代
11月、12月は本当につらい時期でした。
なぜか?売上がぱったり落ちてしまったからです。
発売から半年たって落ち着いたというのもありますし、何よりも当時は冷製スープ一本足だったことが要因だったと今は思います。
寒くなれば冷たいものの需要がなくなるのはあたりまえと言えば当たり前ですが、当時の僕の心境はそんなに言うほど穏やかなものではありませんでした。
一件も注文が来ない日がつづいた時は、ほんとうにどうにかなりそうでした。
心臓が嫌な音を立てて、こめかみあたりがサーっと冷たくなって、目を開けていられないのに眠れない。そんな気持ちでした。
9月に会社員をやめたこともあり「自分の判断がまちがっていたんじゃないか」「この先も失敗してしまうんじゃないか」という気持ちが頭の中をグルグルまわりながらも、手売りの時に「これめちゃくちゃ美味しい!買います!」と買っていった方の笑顔や、変わらず注文をくださる常連さんを思い出してなんとか平静を保っていました。
「今はきついけれども、まだまだ全然これからだ」という気持ちでなんとか立っていました。
救世主コーンポタージュ発売
そんな冬の時代でも、新商品の開発は怠っていませんでした。
そして翌年1月に第二弾として発売したのが「ピュアホワイトのコーンポタージュ」です。
これ、本当に出してよかった。
「寒い時期にもあたためて飲める」という部分もストロングポイントですし、なにより「コーンポタージュ」という商材自体の強さが半端ないのです。
「ガスパチョ」の既製品を買う文化は日本にはないですし「スムース・ラペ」に至っては創作故に味わってみてもらわないと伝わらない。
そういうNagaraハンディスープが抱えていた弱点をしっかりと補強してくれたというのもあり、コーンポタージュ発売を皮切りに売上はV字回復していきました。
ここだけの話、「あたためてもおいしい」をしっかりと伝えることに決めたのは発売の大体10日前で、めちゃくちゃギリギリでした。
1月1日も全然休まずチラシの制作を行っているような状況でしたが、あの寸前の決断は本当に正解だったと思っています。
メディアにとりあげられたり、買える場所が増えたり
ここまでの顛末で学んだことは「お客さまは勝手にやってこない」というあたりまえの現実でした。
良い商品を作った。わかりやすくて魅力的なWEBサイトを作った。
それだけではモノは売れません。当たり前です。
みんな存在を知らないんですもの。
というわけで、いま現在注力しているのは「いろんなメディアに取り上げてもらう活動」と「いろんなお店やチャネルにおいてもらう活動」の二つです。
さまざまな人の助けを借りて、何とかJ-WAVEのラジオに出てみたり、日経MJという新聞にのてみたり、ホットペッパーやLeeのプレゼントに使っていただけたりと、少しづつではありますが露出が増えてきました。
販売先も、楽天、Giftee、サラダ自販機(京王渋谷駅にございます)ほかにもちいさいながらも買えるところが増えてきています。
いつかみなさまの生活するふとしたところでNagaraの商品を見かけていただけるように頑張りたいと思いますので、その時は是非お手に取ってみてください。
未来は誰にも分らないけど、変わらないものもある
その後の現在は毎月のように、すこしづつではありますが最高売上を更新していたりします。
全てが順風満帆というわけではないですが、悲観的な状況でもありません。
お客様の欲しいものを常に考えて行動をしていけば必ずうまくいくと信じています。
それにしても、起業・独立自分のブランドの食品を売るなんて、5年前、イチコンサル会社の社員だった僕には全然想像もつかなかった出来事ですし、なんなら1年前の僕からしても驚きの出来事でいっぱいです。
本当にわからんもんです。きっとまた1年たったNagaraは今とは違う商品や取り組みを持っているでしょうし、きっと5年後のNagaraはこれまた僕の想像してなかったような形になっていることでしょう。
どんな形になっても「とっても美味しいものを、驚くほど手軽に食べられる」という根本はブレずにまいりたいと思います。
ひきつづき、ご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
さてここで宣伝です(2回目)
冒頭でもお話しましたがNagaraハンディスープ1周年を記念しまして、公式オンラインストアでセールを開催しております!
人気の9個セットをはじめとした各商品が20%オフで購入いただける、出血大サービスでございます!
期間は5/28(日)までの9日間。
是非応援もかねて覗いてみてください。
ではまた。
Nagara代表 原賀